・どうして塗り替えが必要なの?
外壁の塗り替えを行うと、家がまるで新しくなったようにきれいな見た目になります。
薄汚れてくすんでいた外壁を白く塗り替えたり、ちょっと雰囲気を変えてブルーやグリーンに塗り替えることで、まるで新築のように見違えることも珍しくないのです。
しかし、住宅などの外壁の塗装は、デザインを美しく見せるだけのものではありません。
塗料を塗ることで住宅の壁を保護する役割があるため、家を守るためにも定期的な塗り替えが必要になります。
その期間は塗料の耐用年数にもよりますが、一般的には10年程度と言われており、そのくらいの周期で塗り替えをしていただいたほうが、家が長持ちするのです。
たとえば、外壁を触ったときに、指に粉末状になった塗料がつくのは、塗料がチョーキングをおこしているということ。
以前に塗った塗料がボロボロの粉になりつつあるので、住宅を保護する効果が薄れてしまいます。
また、家のあちこちにひび割れが出来ているケースもよく見かけますが、理由は家そのものにひびが入っているのではなく、外壁の塗料がひび割れてきているということです。
こうしたひび割れやチョーキング、塗装の剥がれなどを放置していると、そこから雨水が染みこんで、内側の建材を腐らせたり、劣化させてしまうため、建物自体の強度が下がってしまいます。
もちろんそれですぐに家が傾く、というわけではありませんが、それが原因となって家の修理に数百万円もかかってしまった、というケースもありますから、定期的に塗り替えを行って家を保護することはとても大切です。
さらに、塗料は雨水から家を守るだけではありません。
最近では、紫外線を遮ったり、防音や断熱効果がある塗料も増えているため、塗料が劣化してくるとそうした効果もなくなってしまいます。
逆に言えば、以前塗ったのは普通の塗料だったけれども、塗り替えにあたって断熱効果の高い塗料にしたら部屋の冷暖房の効果が高くなった、ということもありますので、外壁の塗り替えは家のバージョンアップの効果もあります。
住んでいても不都合を感じにくいため、外壁の塗り替えに100万円近いお金をかけるのは、つい後回しにしがちですが、外壁の塗り替えは住宅にとって必要なメンテナンスのひとつです。
雨風から家を守り、長く住み続けるためにも塗料の耐用年数に合わせて定期的な塗り替えを行いましょう。
最近では耐用年数の長い塗料も増えているので、耐用年数を重視して選ぶのもよいかもしれません。
藤沢市を拠点に、外壁塗装や屋根塗装の施工対応している山栄ホームまでお気軽にご相談下さい!