塗装工事で大切なのは、下塗りです。
下塗りをすることで、上塗りの塗装具合が変わってきます。
下塗りをしっかりとすることによって、上塗りの塗料との密着度合いが変わってきます。
何事も下地がしっかりとしていなければ、上から崩れていきます。
どれだけ上塗りを綺麗に塗っても、下塗りが綺麗に塗れていなければ外壁塗装が行えたとはいえません。
・下塗りを行う前にすること
下塗りを綺麗に塗るためには、まず塗装する部分を綺麗な状態にする必要があります。
塗装だけを行う場合は水洗いをして綺麗な状態に保ちます。
ひび割れや、欠損している部分がある場合はそこを修正してから下塗りが行われます。
要するに平らな状態にして、塗装がでこぼこになってひび割れしないための状態を作るということです。
これらを行わずに下塗りを行ってしまうと、せっかく下塗りを塗っても意味がなくなってしまいます。
塗装も剥がれやすくなり、塗装をしてもすぐにひび割れしてしまいます。
・下塗りを行わないこともある
外装塗装業者に依頼をすると、下塗りをする前に綺麗な状態に保つことなく、下塗りもせずにいきなり塗装をしてしまう業者もいます。
塗装をする手順を知らなければ、塗装をしてくれているから大丈夫だと安心してしまいます。
こういった業者は格安で行っていることが多く、安く何度も塗装を行わせてお金を取ろうとしていることもあります。
下塗りをせずに塗装を行うことは、信頼のおける業者であればすることがないので、しっかりと確認するようにしましょう。
・下塗りに力を入れている理由
当社は塗装をする際、下塗りに力を入れています。
塗装は壁の種類によって種類を使い分けています。
状況によって、その時に最適な下塗りを使うことによって、上塗りを長く綺麗に保ち続けることができます。
例えば密着プライマーを入れると、塗装が外壁により密着するので塗装が長持ちします。
実際屋根の塗装工事をした際は、下地処理を行った上で下塗りを行いました。
その時の屋根には洋瓦専用のシーラーを塗りました。
何にを塗るかによって、下地のシーラーの種類も変えています。
下塗りをしたらすぐに上塗りができるわけではなく、日をわけて必ず行います。
下塗りが完全に乾くのを待たなければ、下塗りの意味がなくなってしまいます。
下地処理をした上で、下塗りをすると完成の綺麗さが全く違います。
せっかく依頼してくださったお客様には長く綺麗な家で住み続けてほしいです。