・クラックとは?
クラックとは外壁や内壁にできてしまう亀裂です。
長年住み続けていると、壁は劣化していき気づけばひび割れしているなんてことはよくあります。
クラックを「ちょっとくらい大丈夫だろう」と放置してしまうと、ひび割れから中まで腐食されていき壁全体がもろくなってしまうこともあります。
中が腐食していてもすぐには気づきにくいため、気づいた時には家が傾いてしまっている、外壁が崩れそうになっている、ひび割れが突然大きくなってしまったという自体になってしまいます。
クラックは小さなうちに補修をすることで、塗装工事として簡単に補修することができます。
小さなひび割れだから大丈夫と放置しないようにしましょう。
基本的に補修が必要なのはひび割れの幅が1mm以上の時です。
名刺がひび割れに入ってしまうくらいの大きさだと考えてください。
クラックが起きてしまう原因や、クラックの状態によってクラックの種類は異なります。
乾燥によって起きるもの、塗装の隙間が空いていることにより起きるもの、建物の構造が崩れているなど様々です。
見つけたらすぐに専門家に相談するようにしましょう。
・クラック補修はどのようにするのか
簡単なクラック補修であれば、外壁塗装として壁を塗り直すことで補修ができます。
クラックができてしまう原因の中には、塗装が剥がれてしまっている、塗装が衰えたことによりクラックができてしまったという場合もあります。
塗装でひびが入っている部分に塗り込むことで、クラックを全て埋めることができます。
壁と壁とを繋いでいるシーリング部分がひび割れしてしまった場合は、シーリングを一度全て外して新しいシーリングを施す必要があります。
クラックは壁の真ん中、窓の外壁、そしてシーリング部分が一番起こりやすい場所です。
シーリング部分は特に年数が経つと傷みが目立ってくる場所なので、外壁の傷みを確認する時はシーリング部分を一番最初に注意して見ておきましょう。
外壁のクラックが内装部分まで到達するほどに深いものになっている場合は、塗装だけでは追いつきません。
壁を一度取り壊して一から作り直したりと、リフォームするほどに大掛かりなものになってしまうこともあります。
通常のクラック補修であれば、料金相場は80~150万円が目安です。
勿論クラックの大きさ深さや、数によって料金は変動していきます。
一部分だけ、簡単に塗り直しをするだけで補修できるものであれば数万円でできる場合もあります。